女子で出場枠を獲得した18歳の中野蘭菜(星稜ク)が初の五輪出場を決めた。

 中野は予選7位で、既に五輪出場を決めていた国・地域を除く国・地域別順位で3番目となり、今回の最終予選で与えられる5枠以内に入った。日本体操協会の選考基準により、代表に決まった。8選手による決勝では6位だった。

 ロンドン五輪代表の岸彩乃(金沢学院大ク)は予選15位で、2大会連続の出場はならなかった。

 山本宜史・日本体操協会トランポリン強化本部長は「中野はよく頑張ってくれた。調整は失敗したのに、五輪出場枠を獲得できた。さらに精度と演技力を上げてほしい」とコメントした。