スーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズは23日、東京・秩父宮ラグビー場でジャガーズ(アルゼンチン)と対戦する。前節は17-92と大敗。22日は会場で約1時間の練習を行い、念願の初勝利を目指すフッカーの堀江翔太主将は「みんな気持ちを切り替えてやっている。大敗した後の試合は大事」と気合を入れた。

 サンウルブズと同じく今季参入したジャガーズは昨年のワールドカップ(W杯)で4強入りしたアルゼンチン代表が中心。セットプレーが強く、ロック大野は「FWで勢いづかせないようにしたい。こっちはチャレンジャー」と警戒した。

 開幕7連敗と白星は遠いが、南アフリカ遠征を終えて秩父宮では約1カ月ぶりの試合となる。熊本地震の被災者に思いを寄せる堀江は「頑張り続けている姿から何かを感じてもらえれば」と、活躍を期した。