男子シングルスで初の準決勝に進んだ22歳のティエムは、持ち前の強打でジョコビッチに真っ向勝負を挑んだが完敗した。「僕のミスも多かったが、彼が強すぎるとしか言いようがない。もっと頑張ろうと思わせてもらった」と脱帽した。

 得意のクレーコートで躍進し、大会後には世界ランキング7位まで上がる。それでも敗北の衝撃が大きいようで「トップ10入りは大きな節目だけど、正直今は喜べない」と語った。