リオデジャネイロ五輪の柔道女子日本代表が17日、都内での強化合宿を報道陣に公開した。

 最年少となる女子48キロ級の近藤亜美(21=三井住友海上)は稽古後、所属の貝山コーチと30分近くやりとり。強い口調に加え、大粒の涙を流す姿もあったが、「私が悪い。後から謝らないと」と反省した。コーチから練習態度についての指摘を受けて言い返し続けたが、非は自分にあったと納得したという。五輪へ追い込む合宿と決めており、質量ともに負荷は高い。「逃げられない。やるのは代表の責任」と口元を引き締めていた。