産業能率大のスポーツマネジメント研究所は5日、リオデジャネイロ五輪の前後に実施した日本代表に関する調査の結果を発表し、最優秀選手の回答が最も多かった選手は、男子は体操で団体総合と個人総合の2冠に輝いた内村航平(コナミスポーツ)、女子は4連覇を達成したレスリングの伊調馨(ALSOK)だった。

 男子の2位は競泳の萩野公介(東洋大)、3位は卓球の水谷隼(ビーコン・ラボ)。女子の2位は卓球の福原愛(ANA)、3位はレスリングの吉田沙保里だった。

 大会前後の認知度の比較で知名度が最も上昇した選手は、バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した松友美佐紀と高橋礼華(ともに日本ユニシス)が1、3位を占め、2位に柔道男子のベイカー茉秋(東海大)が入った。

 五輪前の7月26~29日に20~60代の男女1万人に選手の注目度、認知度などを聞き、その中の千人を対象に五輪後の8月26~28日に追跡調査を実施した。