リオデジャネイロ五輪銅メダルで、世界7位の錦織圭(26=日清食品)が戦う準々決勝が、現地時間7日午後1時(日本時間8日午前2時)以降のセンターコートに決まった。錦織は、リオ五輪金メダルで同2位のアンディ・マリー(英国)と対戦する。

 大一番を翌日に控え、前日の6日、錦織は約1時間、練習を行った。マリーの鉄壁の守備を想定し、ストロークで決めきる練習を何度も繰り返した。また、マリーを追い込んだときに、マリーが逃げるために放つロブを想定し、チャン・コーチがコートのあらゆるところからロブを上げ、それをスマッシュする練習も行った。

 練習後はコート脇で錦織を囲んで、チャン、ボティーニ両コーチ、オオハシ、中尾両トレーナーのチーム錦織が、いつもより長く話し込む姿が見られた。

 マリーとの対戦成績は錦織から1勝7敗。直近では、リオ五輪準決勝で対戦し、1-6、4-6で敗れた。