アメリカンフットボールの日本選手権「ライスボウル」(来年1月3日・東京ドーム)に出場する学生代表の関学大が26日、社会人代表の富士通との対戦に向けて、兵庫県西宮市内で練習を公開し、主将のLB山岸は「モチベーションが高く、良い状態でこられた。学生でもやれることをしっかりやれば勝てると証明したい」と意気込みを語った。

 関学大は前回出場した2015年に富士通に逆転負けを喫した。鳥内監督は「相手がそれぞれのポジションで上。作戦を考えてやらないとしんどい」と予想。「みんながキーマン。全員がちゃんとやってもらわないと」と気を引き締めた。

 過去10度の出場で王座をつかんだのは02年の1度だけ。QB伊豆は「アドバンテージはほぼない。泥くさく、自分たちのフットボールをする」と日本一へ闘志を燃やした。