桜花学園(愛知)が接戦を制して、2年ぶり21回目の優勝を飾った。同時に今年の総体、国体との3冠を飾った。

 突き放しては追い上げられる苦しい展開の中、最後に馬瓜ステファニー主将(3年)が連続でシュートを決め、岐阜女(岐阜)を振り切った。「昨年は同じ展開で消極的になって負けた。今年は積極的に戦えた。みんな、ありがとう」とうれしそう。井上真一コーチ(70)も、「昨年9冠(3年連続3冠)がかかったここの決勝で、岐阜女に負けて悔しかった。ウインターカップで勝ちたいと思っていた。勝ててよかった」と王座奪回の喜びをかみしめた。