複合個人ノーマルヒルで渡部暁斗(北野建設)は5位だった。前半飛躍(ヒルサイズ=HS100メートル)で6位につけ、トップと31秒差で出た後半距離(10キロ)で順位を上げたが、自身初の個人メダルに届かなかった。

 ヨハネス・ルゼックが飛躍の2位から逆転で2連覇を達成。エリック・フレンツェルが2位、3位にビヨルン・キルヒアイゼンが続き、ドイツ勢が表彰台を占めた。永井秀昭(岐阜日野自動車)は20位、渡部剛弘(ガリウム)は34位、渡部善斗(北野建設)は44位。

 ジャンプの男子はノーマルヒルの予選が行われ、日本勢は94・5メートルを飛んだ竹内択(北野建設)が6位で通過した他、伊東大貴(雪印メグミルク)が13位、葛西紀明(土屋ホーム)が17位、作山憲斗(北野建設)が32位で25日夕(日本時間26日未明)の本戦に進んだ。

 女子(ヒルサイズ=HS100メートル)は伊藤有希(土屋ホーム)が2位、高梨沙羅(クラレ)は3位。