リオデジャネイロ五輪銅メダルの瀬戸大也(22=ANA)が4分10秒44で初優勝した。同五輪金メダルの萩野公介(22=ブリヂストン)を100分の1秒差で勝利した。

 瀬戸は最初のバタフライでリード、2種目目の背泳ぎで萩野に逆転されたが、3種目目の平泳ぎで再びリード。最後の自由形は大接戦となったが、逃げ切った。瀬戸は「正直、前半の200メートルが終わって、タイムを出すことよりも、勝負にこだわるレースになった。最低限の目標に掲げていた4分10秒は切れなかったが、この優勝は自信になった」と話した。その上で「世界選手権でまた(萩野)公介とデッドヒートの面白いレースを見せたい」と口にしていた。