Bリーグは3日、東京・代々木第2体育館などで行われ、東地区で首位の栃木ブレックスが79-76で2位のアルバルク東京を下し、2試合を残して地区優勝を決めた。

 司令塔・田臥勇太を左足首の捻挫で欠いたが、選手の集中力が高く第3クオーター(Q)途中で17点差を付けた。第4Qに反撃を受けて一時は逆転されたが、田臥の代役のガード渡辺らの活躍で最後は3点差で逃げ切った。ベンチ外ながら、げきを飛ばし続けた田臥は「地区優勝できて、プレーオフ(PO)で優勝したい気持ちが本当に強くなった」と話した。POを見据えてけがの田臥、ギブスを温存しての優勝で、栃木の底力をあらためて証明した。2位A東京は3位千葉と勝敗数で並び、PO1回戦本拠地開催へ負けられない状況となった。