元全日本スキー連盟ジャンプ部長の笠谷昌生(かさや・あきお)氏が18日午前5時51分、肺炎のため札幌市手稲区の病院で死去、74歳。北海道岩内町出身。葬儀・告別式は22日午前10時から手稲区富丘2条5、ていね北海斎場で。喪主は妻裕子(ゆうこ)さん。

 72年札幌冬季五輪のジャンプ・コーチとして実弟の笠谷幸生氏ら「日の丸飛行隊」を表彰台独占に導いた。98年長野冬季五輪もジャンプ部長として個性あふれるチームのまとめ役となり、金2、銀1、銅1の計4個のメダル獲得に貢献した。