2016年東京五輪招致委員会の理事を務める陸上男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)は8日、東京都庁での招致関連の会合で、開催都市が決定する10月2日の国際オリンピック委員会(IOC)総会に出席するため、コペンハーゲンを訪問することを明らかにした。この日、出席した室伏は「現役選手としてアピールする」と話した。

 室伏は「経済効果だけでなく(国民の)健康増進に効果もある」などと招致の意義を強調。世論の支持率の低さについても「支持してないわけじゃないと思う」と“浮動票”の存在を指摘した。