2016年夏季五輪の開催招致を目指すブラジル・リオデジャネイロのカブラル・リオ州知事は28日、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長ら国際オリンピック委員会(IOC)の2委員が、開催地を決める10月2日のIOC総会でリオに投票すると語ったことを明らかにした。UOLインターネットニュースが29日報じた。

 IOC委員の大物であるFIFA会長の「約束」が事実だとすれば、他の委員の投票にも影響を及ぼしそうだ。

 会長はFIFA理事会出席のためリオ入りし、28日に行われた関連行事の場で州知事に語った。同じくIOC委員のサッカー・アフリカ連盟のハヤトウ会長もリオ支持を表明したという。