リオデジャネイロへの2016年夏季五輪招致を目指すブラジルのルラ大統領は29日、開催都市を決めるコペンハーゲンでの国際オリンピック委員会(IOC)総会に出席するためブラジルを出発した。

 大統領府によると、大統領にはジェンロ法相やシルバ・スポーツ相、メイレレス中央銀行総裁らが同行。現地入り後は「サッカーの王様」ペレ氏やテニスの元全仏王者クエルテン氏らと合流し、2日の総会までの間、IOC委員らと会談し、リオへの支持を訴える。

 大統領府報道官は「南米初の五輪開催に向け、ブラジルは準備ができている」などと話した。