日本テニス協会は23日、大阪市内で記者会見を行い、男子国別対抗戦、デ杯のアジア・オセアニアゾーン1部1回戦のフィリピン戦(3月5~7日・なみはやドームサブアリーナ)の日本代表に鈴木貴男(フリー)ら4選手を選出したと発表した。右ひじのけがのため昨年3月以降、実戦から離れている錦織圭(ソニー)は今週開催の米国での大会で復帰予定だが、体調面を考慮して選ばれなかった。

 鈴木のほかに伊藤竜馬(フリー)添田豪(ミキプルーン)近藤大生(アイシン精機)を選出。日本代表の竹内映二監督は「錦織の出場はない。この4人で行く。1つ1つ相手の弱点を押さえて勝利したい」と話した。(共同)