2018年冬季五輪招致を目指す平昌(韓国)招致委員会の趙亮鎬会長は26日、韓国・延坪島に対する北朝鮮の砲撃が、平昌の五輪招致活動に与える影響は少ないとの見方を示した。欧州オリンピック委員会総会招致プレゼンテーションのため、訪問しているベオグラードでAP通信の取材に答えた。

 趙会長は朝鮮戦争以後の韓国と北朝鮮の関係について「60年にわたって緊張関係が続いているが、1988年ソウル五輪やサッカーの2002年W杯日韓大会などの開催に影響はなかった」と説明。五輪開催についても「安全確保については、韓国政府が保証する」とした。