1日に日本体育協会の第15代会長に就任したトヨタ自動車の張富士夫会長(74)が3日、都内で会見を開き「生涯スポーツの実現を目指して努力したい」と話した。今でも、時間があれば、都立駒場高校から始めた剣道の素振りを300本も行う。中学時代はプロ野球の選手に夢中となり、巨人で「塀際の魔術師」と言われた平山菊二外野手、国鉄時代の金田正一投手のファンだったという。東日本大震災に対しては「スポーツ選手の多くが活発に(支援活動を)やっているのをうれしく思っている」と話した。