イタリアで開催されているノルディックスキー世界選手権の混合団体戦で金メダルを獲得した伊藤有希(18=北海道・下川商高3年)が27日午前、金メダルメンバーの高梨沙羅(16=グレースマウンテン・インターナショナル)らとともに、成田空港に帰国した。

 現地で何度も話したように「グループ(各国の1番手)では最下位だったんですが、チームのメンバーみなさんに取らせていただいた(金)メダル。スタッフや選手のみなさんが支えてくれました」と、何度も周囲に対する感謝の言葉を語った。

 残りシーズンの目標を聞かれても「私がもう少し飛距離を稼いでいれば、みんなもっと楽だったと思う」と控えめ。その上で「自分の力不足を感じた試合だったので、もっとレベルアップして五輪シーズンに臨みたい」と話した。

 [2013年2月27日23時5分]日刊スポーツのオススメ