2020年夏季五輪招致を目指す東京は30日、ロシアのサンクトペテルブルクで開かれている国際会議「スポーツアコード」で招致プレゼンテーションを行った。

 ライバルのマドリード、イスタンブール(トルコ)を含めた3都市が顔をそろえ、開催計画や理念を説明する重要なアピールの場となる。

 開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)委員も多数集まり、東京は「安全、安心な都市力」「コンパクトな開催計画」をテーマに掲げ、イスタンブールを批判する趣旨の失言問題で謝罪した東京都の猪瀬直樹知事も出席。

 選手代表で登壇するフェンシングの太田雄貴(森永製菓)が「選手第一の五輪」を訴える。