テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は24日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで開幕する。

 22日には有力選手が記者会見し、四大大会で自身最高の男子第12シードに入った錦織圭(日清食品)は「シードが何位だろうと考え方は変わらないが、ベストを尽くして準々決勝、準決勝に入っていけるようになりたい」と意気込みを語った。

 世界ランキング11位の錦織は、1回戦で同110位のマシュー・エブデン(オーストラリア)と対戦。4大大会では全豪、全仏と続けて16強入りを果たしており、今大会では日本勢として1995年の松岡修造以来となるベスト8進出の期待が懸かる。

 第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は「四大大会のタイトルに近道はない」と気を引き締めた。