日本障害者スポーツ協会、日本パラリンピック委員会は24日、来年3月にカナダ・バンクーバーで開催されるパラリンピックの日本代表19選手を発表した。初出場の車いすカーリングを含む5競技すべてに出場し、全競技でのメダル獲得を目指す。最年長は車いすカーリングの比田井隆(長野)の75歳。94年リレハンメル大会から5大会連続出場で、2大会で金メダルを獲得した女子アルペンスキーの第一人者、大日方邦子(37)は「選手として足掛け16年走り続けてきた生活に一区切りをつけたい。今回が集大成」と最後のパラリンピックにする考えを明かした。