バンクーバー五輪銅メダリストで、3月の世界選手権で日本男子初の優勝を果たしたフィギュアスケート高橋大輔(24=関大大学院)が2日、「ニュー大輔」で魅せることを宣言をした。来季に向けてダンス教室に通う希望を明かし「タンゴでもスパニッシュでも。ボールダンスやジャズダンス、日本っぽいのもやってみたい」と意欲満々。07年には2カ月間、米ニューヨークのダンス教室に通った経験があり、今回も演技の幅を広げるつもりだ。

 この日は関大で学長表彰を受け、大阪府からは府民栄誉賞にあたる「感動大阪大賞」を受賞した。メダルを無造作にスカーフに包む姿を見た橋下知事に「粗雑に扱うんですね」と突っ込まれたが「メダルより(執着は)演技の方に」。6日には故郷岡山でパレード、15日には園遊会に招待された。祝福ムードの中で「今までやったことないのに挑戦したい」と、男の色気に磨きをかける。