<バドミントン:ヨネックス・オープン・ジャパン>◇5日目◇25日◇東京体育館◇女子ダブルス準決勝ほか

 昨年準優勝の末綱聡子(29)前田美順(24=ともにルネサスSKY)組が、王暁理、于洋(中国)組に0-2で完敗した。王と于は先週のチャイナマスターズで初めてペアを組んで優勝したばかり。北京五輪4位で世界ランク4位のスエマエも、中国の選手層の厚さにはね返された。これで日本勢は姿を消した。

 地元Vの期待を背負った末綱、前田組が惨敗した。昨年優勝の王は世界ランク1位ペア、北京五輪優勝の于は同3位ペアに属しているが、先週から新コンビを組んだ。末綱は「中国選手は、どういうふうにペアを組んでも強い。しっかりレシーブすれば、チャンスがあると思ったけど、レシーブすらできなかった。スッテンテンに負けたので、逆に気持ちがいいくらい。でも、悔しいです」。前田は「何もいいところなく終わってしまった。悔しい。次の日本リーグで頑張りたい」と出直しを誓っていた。