レスリング女子で五輪2連覇中の吉田沙保里(28=綜合警備保障)が、ママでも金に挑戦する!?

 23日に都庁で、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田会長やほかの選手らと石原慎太郎都知事を訪問。東京都へ2020年夏季五輪の開催立候補を求めた。その中で吉田は「子どもが欲しいし、産みながらは続けられないので、16年は引退しているかも…。でも、20年の東京開催が決まったら復帰します」と堂々宣言した。

 もともと、柔道谷亮子にあこがれて五輪を目指した。36歳の山本美憂も現役復帰を宣言したばかり。9年後は38歳だが「引退して、子どもを産んでから復帰する人もいる。私にもできるかなと。谷さんみたいに名前が変わっても金、ママでも金をマネしたい。もっとも子供も、いい人がいないとできませんけどね」。すべては願望だが、その前提には開催立候補を-。都知事へ、猛タックルならぬ猛アピールをしていた。