25日に開幕するテニスのウィンブルドン選手権の主催者は20日、シード選手を発表し、男子シングルスで世界ランキング20位の錦織圭(日清食品)が第19シードになった。現行のランキング制度を導入した73年以降、同選手権で日本男子のシードは初めて。組み合わせは22日に決まる。1月の全豪オープンで第24シードに入った錦織は日本男子として4大大会初のシードとなり、80年ぶりの8強入りを果たした。全仏オープンはけがで欠場した。2連覇を目指すノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第1シード、全仏王者のラファエル・ナダル(スペイン)が第2シード。女子シングルスはマリア・シャラポワ(ロシア)が第1シードとなった。