大相撲冬巡業の熊本巡業2日目が7日、グランメッセ熊本で行われ、横綱朝青龍(29=高砂)が風邪のため、けいこを休んだ。場所中からの鼻風邪が悪化、巡業部にけいこを休む連絡をした上で、宿舎で点滴治療を受けていたという。九州場所で優勝した横綱白鵬(24=宮城野)は、この日も積極的にけいこ土俵に上がった。栃煌山らを相手に15番と、前日よりも番数を増やすなど、初場所に向けて順調にけいこをスタートできた。「熊本はいいところですねえ」とご機嫌な様子で話すなど、余裕がうかがえた。大関陣では琴欧洲が2日連続、琴光喜が初めて関取衆とけいこを行うなど、巡業2日目で各力士のエンジンがかかってきた。