大相撲の春巡業が18日、埼玉・入間市で行われた。ひときわ大きな拍手で迎えられた新大関の把瑠都(25=尾上)は、押し出しで大関琴光喜(佐渡ケ嶽)に快勝。けいこでも稀勢の里、栃煌山、栃ノ心らを次々と退け、13戦全勝とあって「体の調子はいい」と、夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)に向けて、手応えをつかんでいた。また横綱白鵬(25=宮城野)は、最後は土俵際で投げの打ち合いになったが、大関日馬富士(伊勢ケ浜)を上手投げで破った。