日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)が26日に監督官庁である文部科学省を訪れ、中川大臣に公益法人改革が遅れている経過と、春日野親方(元関脇栃乃和歌)の弟子への暴力事件を報告した。6月提出の改革工程表で、最優先課題の年寄名跡などは10月に方向性を出すとしていたが、いまだに結論は出ていない。中川大臣から「工程表を守れず大変遺憾。できる限り早く」と早急な解決を強く求められた。理事長は「1日も早くです。任期中に筋道はつけたい」と話した。