大相撲のベテラン力士、若の里(38=田子ノ浦)が7日、新しい化粧まわしを贈られた。贈り主は、愛知・長久手市のカレラクリニックの石井徹院長(59)。

 若の里は「年齢的に、いつ引退してもおかしくないのに、『1日でも長くやってほしい』という先生の願いも込めて贈っていただきました。本当にうれしい」と喜んだ。若の里によると、化粧まわしを贈呈されるのは10年以上ぶり。今場所は東十両5枚目だが「再入幕を目指して頑張りたい。幕の内でも、この化粧まわしを締めたいですね」と意気込んだ。

 石井院長は「相撲もさることながら、人間性が素晴らしい。最低でも40歳までやると約束してますからね」と激励した。