大学NO・1スラッガーの亜大・岩本貴裕外野手(4年=広島商)が「4番」&「ストッパー」の二刀流にチャレンジする。6日、新装した東京・西多摩郡の同大グラウンドで早大とオープン戦を行い、14-0で勝利した。4番岩本は1安打2打点で貢献。生田勉監督(41)は「今日は投げなかったけど、競った試合は最後に投げさせます」とストッパー起用の方針を明かした。

 高校時代はエースとして甲子園に出場。昨秋のリーグ戦は1イニングだけだが神宮初マウンドに上がった。DH制の東都リーグでは異例の二刀流に、今春から本格的に挑む。打者としてドラフト1巡目指名は確実だったが、最速146キロの直球に、投手として同等の評価をする球団も出てきた。岩本は「チームの勝利に貢献できるなら、両方やりたい」と意欲満々だ。