<ソフトバンク4-5ロッテ>◇29日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンクが開幕連敗発進となった。それも2戦連続で吉井ロッテに逆転負け。開幕戦からの●●は田淵ダイエー最終年となった92年以来、33年ぶりというから「珍事」と言っていい。さらに本拠地での連敗は南海時代の74年までさかのぼり51年ぶり。まあ、そうは言ってもまだたった2試合。何も悲観する数字でもない。
2番近藤も今季初安打を含め3安打を放ったし、3番柳田からチーム今季1号も生まれた。4-4の同点で迎えた9回2死三塁。一打出ればサヨナラ勝利のチャンスに打席に入ったのは8番リチャード。客席の期待むなしく空振り三振に終わったが、これも雪辱の糧としてもらいたい。ただ、満開の桜とともに美酒に酔えないのは少しばかりさびしい気もしないでもないが…。
まだまだこの時期は「投高打低」だと仮定しても、ロッテ中継ぎ陣は何とも手ごわい印象だった。初戦は2番手以降の中森、鈴木、小野、菊地のリレーで5イニングを3安打1失点(自責0)に抑えられ、この日も高野脩、横山、ゲレーロ、益田とつないだロッテのブルペン陣に5イニング1安打、無失点に封じられている。回が深まれば深まるほど一投一打が重くのしかかってくる。早く得意の「先行逃げ切り」の必勝パターンに持ち込みたいところ。データ分析を得意とするホークスだけに、今後の傾向と対策はしっかりはじき出してくれるはずだ。
「試合は投打の絡みだからね。今日は勝ちたかったけどね。さあ、また明日」。試合後、王球団会長はそう言って左手で拳を作ってハイヤーに乗り込んだ。敗戦は引きずりたくない。3戦目は新加入の上沢が先発マウンドに立つ。快投で移籍初勝利、チームに流れを引き込んでもらいたい。




