小出が延長10回の末、サヨナラ勝ちした。左腕エース庭山希(3年)が10回を2失点に抑え、150球の熱投だった。

 「相手はスイングが強いから変化球で内野ゴロを打たせた」と縦のスライダーを有効に使うなど、変化球主体の配球で抑えた。庭山は「終盤は球に慣れた相手に打たれたけれど、課題の立ち上がりは良かった」と2時間12分のゲームに納得顔だった。