ノーシードから夏連覇を狙う東海大望洋が、習志野に敗れた。

　先発の島孝明投手（２年）が初回から３四球と制球が定まらず、２失点。０－４の３回無死一塁から、昨年の優勝投手でエースの原田泰成（３年）が登板した。しかし後続を断ち切れず、この回も２失点。１ー７の８回、２死三塁から右前へ適時打を打たれ、無念のコールド負けとなった。

　原田は「９回までやりたかったが、自分の実力不足。試合に出られない仲間の分まで頑張りたかった。自分のせいです」と責任を抱え込んだ。

　相川敦志監督（５４）は「完敗です。習志野が全て上だった」と悔しそうだった。