「超レジェンド」校が、甲子園100年に新たな歴史を刻んだ。

 第1回大会で優勝した京都二中の流れをくむ鳥羽が、15年ぶりに夏勝利を飾った。

 1回に4番小薗晋之介内野手(3年)の先制2ランで流れをつかむと、後半の6回から着実に加点するなど、終わってみれば6点差の快勝だった。高校野球100年の今年、選手宣誓を行った梅谷成悟捕手(3年)は「終盤勝負の自分たちらしい戦いができた。大きな思いや期待があると思っていたので負けられないと思った」と胸を張った。三塁側アルプスだけでなく、多くのファンから声援を送られるなか、100年ぶりの優勝を狙うナインが、最高のスタートを切った。