花咲徳栄-秀岳館戦で走者のサイン盗みが疑われる行為があり、試合が中断した。

 秀岳館の攻撃だった4回2死二塁、2番打者の1球目の直後。金丸球審が二塁に駆け寄り、走者木村勇次外野手(3年)に注意、ベンチの鍛治舎監督に注意を与えた。木村の手の動きが捕手のサインを見て、打者にコースを教える疑いがあるとされた。

 日野高大会審判副委員長は「金丸から3回に疑いがある、の報告があった。4回に注意し、その後はなかったと聞いている」と話した。大会規定はサイン盗みはもちろん、疑いも認めない。注意を与え、やめさせるとしている。13年夏の大会で花巻東の走者が同様の疑いを持たれ、注意を受けたことがある。