今年も真夏の清宮フィーバーは継続だ。東京都高野連は18日、西東京大会の前半戦の一部で神宮球場を使用する可能性を明かした。

 同高野連の武井克時理事長は抽選会の冒頭で「西東京の組み合わせカードによっては、2、3回戦で、もしかしたら神宮球場でやらないといけない可能性を秘めています。大会運営と安全上を考えてのことです。これからさまざまな角度で検討したい」と理解を求めた。

 会場で具体名こそ挙げなかったが、清宮幸太郎内野手(2年)擁する早実のカードを指していた。例年、西東京大会は準々決勝から神宮球場を使用することになっているが、昨年の経験を踏まえ今年も「清宮フィーバー対策」が練られる。「もし、序盤で変更することがあれば異例中の異例です」と同理事長は話した。