創部3年目のクラークが9回サヨナラ勝ちで遠軽を下し、北北海道大会初出場初勝利を挙げた。

 4-4の同点に追いつかれた直後の9回裏2死一、二塁、6番金原瑶中堅手(2年)が右前適時打を放ち、息詰まる熱戦に終止符を打った。廃校となった駒大岩見沢の監督として春夏合計12回の甲子園出場を果たしている佐々木啓司監督(60)は「選手が落ち着いてプレーできている。熱い思いも感じた」と、歓喜にわくナインの笑顔を見つめた。