2日間に渡る熱戦に決着がついた。

 前日16日に行われた試合は、3-3で延長15回引き分け再試合に。前日は午後0時52分に終了し、この日は午前9時開始の1試合目に組み込まれた。

 小牛田農林は前日に15回を完投し、195球投げた加藤優投手(2年)が先発。1回をわずか7球3人で抑えるとリズムに乗った。淡々と表情を変えずに投げ込んだ。打線も2回に先制し、3点を奪うと、8回、9回にも加点するなど、援護した。この日も116球で完投し、9回8安打2四球2失点の好投。2日間合計で311球を1人で投げきり、勝利した。雨の中での熱投に「まず1勝したいと、気持ちで最後まで全力投球しました。投手陣が少ないので連投は頭にありました。肩は張ってましたけど、勝ちたい気持ちが強かった」と喜んだ。