相模原が8回コールド勝ちを収めた。エース石井翔平投手(2年)が、走者を出しながらも粘りの投球を披露し、8回を完投した。

 8回に味方守備のミス(記録は安打)から先頭打者の出塁を許し、失策もあって1死三塁のピンチを招いた。1点を失ったものの、最少失点に食い止め、攻撃のリズムを崩さなかった。その裏8回の4得点でコールド勝ちとなった。

 石井は「序盤は歩幅がいつもの6歩半から7歩に広がって、高めに浮いてしまった。早めに修正できたのは良かった。でも、3者凡退をもっと多くしたい」と振り返った。次戦(22日予定)は16強進出をかけた第1シード慶応戦。エースは「完封するつもりで行きます」と意気込んだ。