桐蔭学園が3年ぶりの4強入りを決めた。

 初回に先頭打者本塁打などで2点を先行されたが、3回に打者11人の7安打を集め、一挙6点のビッグイニングで逆転。以降は背番号10の杉原寛哉投手(3年)が追加点を許さず、9安打2失点と粘りの完投を見せた。

 杉原は「最初に打たれたことは取り返せない。味方の打者を信頼しているので、ここからは最少失点に抑えようと思って投げました」と振り返った。