第98回全国高校野球選手権(7日開幕、甲子園)に出場する南北代表2校が27日、そろって道庁を表敬訪問し、甲子園での意気込みを口にした。

 初出場のクラーク阿部勇斗主将(3年)は「お米やサクランボを差し入れてくれたり、普段から支えてくれる地域の方々に恩返しがしたい」と、目指すのは感謝の白星。一方、夏は2年連続、全国最多37度目の出場となる南北海道代表の北海、大西健斗主将(3年)は「去年は投手として結果を残せなかった。雪辱するために、まず1勝」とリベンジに燃える。前日26日に投球練習を再開し「こっちにいる間に、出来るだけ投げ込んでいきたい」と話した。