鬼怒商(茨城)は開幕戦を5回コールドで快勝した。

 1番を打ち、5打数3安打と死球も含めて全打席で出塁する活躍をした田崎塁外野手(3年)は「1回裏の初球から狙っていきました。ストレートが来たので、それをヒットにできてよかったです」と冷静に振り返った。田崎の出塁がきっかけとなり、この回に12点を先制した。

 須藤伸一監督(52)も「田崎のヒットがきっかけで、先制につながった」と評価している。

 13日の2回戦の相手は第一シードの明秀学園日立だ。強豪との戦いを見据え、「どんな時も笑顔を忘れず、確実に1点を取りたい」と意気込んだ。