中越が3連覇に向けて大勝発進した。新発田商に10-0で6回コールド勝ちした。

 2桁得点の半数に迫る4打点を稼いだのは、5番小鷹葵捕手(2年)で、バットを振るたびに打点を稼いだ。

 3打数2安打ながら4打席で4打点。1回1死満塁では二ゴロで先制点を奪い、第2打席の3回1死三塁の場面は中犠飛で打点を挙げた。5回は中越え適時二塁打、8-0の6回1死三塁の場面も左中間適時二塁打を放った。

 小鷹は「3年生を支える立場なのが2年生」と、縁の下の力持ちを自認しているが、この日は表舞台で活躍。夏前に調子を崩した時期があったものの、打撃フォームの動画をチェックして修正。夏につなげた。

 本田仁哉監督(40)は「打つべき選手が長打を打ってくれた」と3選手の名前を挙げたが、その中に小鷹の名前も入っていた。