帝京が投打に足立学園を圧倒してベスト8一番乗りを果たした。

 1回表に田中鱗太郎捕手(3年)がいきなり先制3ラン。中盤の6回に5点、7回には2点を加えてコールド勝ちした。投げては、今大会初先発の松沢海渡投手(2年)が5回1死まで無安打投球を見せ、被安打2本で完封した。

 今大会3試合目にして初の2ケタ安打、2ケタ得点、そして初完封となった。

 前田三夫監督(68)は「徐々に(調子が)上がってきている感じかな。田中鱗が当たっているし、松沢は丁寧に投げていた」と話していた。