星野(埼玉)が浦和学院に延長12回の末、サヨナラ負けで涙をのんだ。

 飯野勝監督(51)の長男で3番を打つ優太外野手(3年)が4安打2打点の活躍を見せたが及ばなかった。監督は「相手が2枚も3枚も上でした」と話した後、長男について「星野野球の伝統を作り上げてくれた。ありがとうと言いたい」と感謝。息子は「へたくそだった僕を成長させてくれた。プレーでは恩返しできなかったけど教師になって星野に戻って監督として父を甲子園に連れていきたい」と夢の続きを話した。