作新学院(栃木)が、栃木大会決勝の最多得点差を更新する14点差で勝利し、7年連続夏の甲子園出場を決めた。

 2回表に7番大久保湧史(ゆうし)外野手(3年)の右前適時打で先制すると、その後も打線がつながり、先発全員の19安打で15得点を挙げた。

 投げては先発の篠原聖弥投手(3年)が8回1/3を6安打1失点で、相手にペースを渡さなかった。

 優勝の瞬間は、ベンチから全員が飛び出して歓喜の輪を作った。

 試合後、夏の栃木大会7連覇にちなんで、7回胴上げされた添田真聖(まさと)主将(3年)は「率直にうれしいです。ほっとしています」と笑顔を見せた。