慶応打線が、プロ注目の三浦学苑・石井から2回までに5点を奪って、準々決勝進出を決めた。

 1回に1番宮尾将内野手(2年)、2番矢沢慶大内野手(3年)の連続アーチなどで3点を先制。2回にも、高校通算49本塁打の正木智也外野手(3年)の適時二塁打などで2点を追加し、試合を優位に進めた。

 投げては先発森田晃介投手(3年)が5回無失点の好投。エースの貫禄を示した。森林貴彦監督(44)は「(5点は)びっくりした。出来過ぎですね。打線が上向きなのでいいと思います」と手応えを示した。次戦は、25日に横浜スタジアムで桐光学園と対戦する。