今センバツ出場の宇部鴻城が、春夏連続に王手をかけた。自慢の打線が爆発し20安打で14得点。4番のプロ注目野手、嶋谷将平内野手(3年)が5打数4安打1打点と打線をけん引。あと本塁打でサイクル安打という活躍だった。

 2年連続で夏決勝に進出し、尾崎公彦監督(47)は「これまで打てなかった1番と4番に当たりが出た。打線も活発になって整ったと思う。思い切って決勝に臨みます」と手応えは十分だった。