田浦文丸投手(3年=秀岳館)がオランダ戦で、3戦連続の無失点&奪三振ショーでリードを守りきった。

 1点を勝ち越した直後の6回から登板。先頭から連続三振で勢いに乗ると、7回は3者連続三振。8、9回も2三振で計9三振を奪った。「みんなが必死に3点を取ってくれたので、守りきろうと。後ろにいいピッチャーがいるので、1回でつぶれてもいい気持ちで投げています」と汗をぬぐった。

 ハートの強さはピカイチで、超高校級の清宮をも「普段はタヌキみたいだけど、マウンドでは怖いし、ギラついている」と感心させた。3戦合計9回で驚異の19三振を奪った。小枝監督は「今年は田浦、立派ですね」と最敬礼した。